使い放題の高速通信で人気のWiMAX
名前は聞いたことあるけど…
- WiMAXって一体なに?
- WiMAX2+というのもあるみたいだけど何が違うの?
そんな疑問にお答えしていきます。
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WiMAXとは?
まずはWiMAXの基本的な4つのポイントを確認していきましょう。
【WiMAXとは?】①世界中で利用されている高速通信の仕組み
WiMAX(ワイマックス)というのは、世界中で利用されている高速通信をする仕組みの名前です。
テレビや雑誌でも出てくることが多いLTE(エルティーイー)・4G(フォージー)・5G(ファイブジー)という名前の仕組みは、WiMAXという通信の仕組みとは全く別のものになります。
大雑把な分類ですが
- 音声通話とデータ通信の両方が得意な仕組み ⇒ LTE・4G・5G
- データ通信に特化した仕組み ⇒ WiMAX
となっています。
このようにWiMAXは音声通話には対応していないので、ノートパソコンやタブレットなどのデータ通信専用として多く利用されています。
【WiMAXとは?】②現在利用されているのは最新規格WiMAX2+✨
スマホ・携帯電話の世界では3G(スリージー)⇒ 4G(フォージー)⇒ 5G(ファイブジー)と通信の仕組み(※一般的に「通信規格」と呼ばれます)が進化していったように、WiMAXという通信の仕組み(通信規格)もWiMAX(ワイマックス)⇒ WiMAX2+(ワイマックスツープラス)へと進化してきました。
3Gよりも4Gが、4Gよりも5Gの方が通信速度が早くなったのと同じように、WiMAXよりもWiMAX2+の方が通信速度が早くなりました。
(少し前まではWiMAXの通信規格も残っていましたが)現在では国内で提供されているWiMAXのサービスは全てWiMAX2+に置き換わっています。
そのため(細かいですが)現在ではWiMAXと説明されている(書かれている)ものは全てWiMAX2+のことを指しています。
頭がこんがらかって訳がわからなくなってしまう場合には「WiMAXもWiMAX2+も同じもの」だと考えておきましょう。
【WiMAXとは?】③4G LTEよりも早い!?
現在提供されているWiMAX2+の理論上の最高通信速度は220Mbpsです。
LTE(4G)の理論上の最高通信速度は110Mbpsなので、WiMAX2+はLTE(4G)の2倍の通信速度がでる通信規格となります。
細かいことまで踏み込むと
- CA(Carrier Aggregation / キャリア・アグリゲーション)という技術を応用すると、LTEは最大1,288Mbpsまで通信速度を上げることができますし(※より正確には「LTE-A(LTE Adbanced / エルティーイー・アドバンスド)」と呼ばれる技術です)
- 2019年1月に発売されたHUAWEI製のW06という機種ではWiMAX2+とLTEを複数組み合わせる(CA)ことで最大1,237Mbpsという通信速度
を実現しています。
ただしCAはちょっと特殊なケース(技術的にも、電波の空き状況的にも)の話なので、
ざっくりとWiMAX2+はLTEよりも2倍早いと覚えておきましょう。
【WiMAXとは?】④国内ではUQコミュニケーションが独占中
日本国内でWiMAX2+のサービスを提供しているのはKDDIの子会社「UQコミュニケーション」1社だけです。
ネットには色々な会社からWiMAX(正確にはWiMAX2+です)のサービスが提供されているように見えますが、実はどの会社も同じUQコミュニケーションのWiMAX2+のネットワークを利用しています。
「じゃあ何が違うの?」という部分についてはこちらで詳しく解説します。
WiMAX2+はスマホ・iPhoneでも使える?
4GとかLTEとか言われているものとWiMAX2+は通信規格が違うというのは上でご説明した通りです。
「でも通信規格が違うと一体どうなるの?」
と疑問に思いませんか?
通信規格が違うことによる一番のポイントは「端末が違ってくる」ことです。
- 現在多くのスマホで利用されているLTE(スマホの画面上には4Gと表示されます)という通信規格に対応したチップ
- WiMAX2+の通信規格に対応したチップ
は別々のチップなので、日本で多くの人が利用しているiPhoneやandroidスマホではWiMAX2+を利用することができません(そもそもスマホにWiMAX2+に対応したチップが入っていません)。
そのためWiMAX2+を利用するためには「WiMAX2+に対応した専用端末」が必ず必要になってきます。
WiMAX2+の特徴を徹底解説!
WiMAX2+のエリア
上でお伝えしたようにWiMAX2+は
- データ通信専用の通信規格
- iPhoneやandroidスマホでは利用できずWiMAX2+専用端末が必要
という特徴があります。
そのため(初期のWiMAXの頃から)WiMAX2+はスマホで利用する前提でエリアが設計されていません。元々スマホではなくノートPCで利用する人たち向けに作られた通信規格なのです。
結果として、都心部や駅周辺はエリアになっていますが(スマホのエリアと比較して)地方の郊外にいくほどWiMAX2+のエリア外になる場所が増えていきます。
WiMAX2+を利用する前に「自宅や職場・学校などよく利用する場所がWiMAX2+のエリア内かどうか」を必ず確認しておくようにしましょう。
WiMAX2+の通信速度
上でもお伝えしましたが、WiMAX2+の理論的な最大速度は220Mbpsです。
ただし現在利用されているWiMAX2+の専用端末は
- WiMAX2+の電波を複数組み合わせて(CA)最大通信速度を上げている機種(※最新機種では下り最大559Mbpsが主流です)
- WiMAX2+にLTEの電波も複数組み合わせて(CA)最大通信速度を爆上げした機種(※最新のW06では下り最大1,237Mbpsです)
と理論上の最大速度が大きく向上されています。
実際の通信速度は、東京都23区内(山手線圏内)の通信速度の実測データ(※WiMAXマスター編集部調査)で
- 格安SIM各社の平均通信速度:6.38Mbps(※UQモバイル・Y!mobie等のサブブランドを除く10の主要な格安SIMの平均値)
- 大手キャリアの通信速度:35.3Mbps(※NTTドコモ契約)
- WiMAX2+の通信速度:12.1Mbps
となっています。
参考
測定条件は以下の通りです
- 通信速度が最も遅くなる平日昼間(12時〜13時)の間に各10回測定 ⇒ 平均値を採用
- 格安SIMおよびNTTドコモの通信速度はiPhoneXs(SIMフリー、iOS 12.1.2)を使用
- WiMAX2+の通信速度はW05を使用
通信速度だけなら大手キャリア(NTTドコモ)の方が早いという測定結果ですが、WiMAX2+は容量制限なし(毎月データ通信が使い放題)という条件で測定していることを考えると、通信速度は十分に早いですよね。
WiMAX2+は販売代理店がいっぱい!何が違う?
お伝えしてきたようにWiMAX2+のネットワークは国内では「UQコミュニケーションズ」という会社だけが独占提供しています。
このUQコミュニケーションズからWiMAX2+の販売を委託されているのが「販売代理店(プロバイダーとも呼ばれています)」です。
上の図では大手だけに絞っていますが、マイナーな会社も含めると数多くのWiMAXプロバイダー(WiMAX2+のサービスをUQコミュニケーションズの代わりに販売する販売代理店)が存在します。
どのプロバイダーと契約しても(同じUQコミュニケーションズのネットワークを利用するので)
- エリア
- 通信速度
は全く変わりません。
プロバイダーによって変わるのは
- 初期費用
- 月額料金
- 解約違約金
- 提供機種
の4つだけになります。
WiMAX2+の料金
WiMAX2+の毎月の料金はプロバイダー毎に変わります。
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詳しくは上の記事で解説していますが、結論からいうと最安値(初期費用+月額料金+解約違約金)でWiMAX2+を利用できるのは以下の3社です。
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WiMAX2+の端末
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詳しくは上の記事で解説していますが、結論からいうとWiMAX2+で
- 通信速度最速
- 最軽量125g
- 3,000mAhの大容量バッテリー搭載
のW06がオススメです!
WiMAX2+を契約するとどの端末でも実質無料で利用することができますので、人気が高い端末を選ぶようにしましょう。
【まとめ】サクサク高速通信が使い放題で月額2,816円(全部込み)~✨人気のWiMAXは@nifty WiMAXが一番お得!
どのプロバイダーで契約しても「エリア」「通信速度」が全く同じになるWiMAX2+
そのため、端末と料金(初期費用+月額料金+解約違約金)の2つでプロバイダーを決めるのがポイントになります!
一番オススメの端末は最速・最軽量・大容量バッテリーの「W06」になります。
また、利用する期間によって最安値となるプロバイダーが変わってくるのですが、契約時には解約するタイミングがわからないことの方が多いはずなので、悩んだら(いつ解約しても安い料金で利用できる)@nifty WiMAXを選ぶようにしましょう!
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