高速通信を容量無制限で利用できることで人気のWiMAX
「早いという噂だけど…実際の通信速度はどのくらい?」
という疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はWiMAXの通信速度についての疑問に徹底解説します!
【最新版】WiMAXの実際の通信速度は?
人気のWiMAX(※現在利用されているのは全てWiMAX2+という次世代規格になっています)の通信速度を実際に測定してみました。
1週間で一番遅い平日昼間のWiMAX2+通信速度
こちらは2019年2月の平日昼間(12時〜13時)に
- 東京23区内(山手線圏内)
- W05(Huawei製)
- 測定回数:5回
でWiMAX2+の通信速度を測定したデータです。
1週間で一番通信速度が遅いと言われている平日昼間でも中間値で
- 上り(アップロード):6.72Mbps
- 下り(ダウンロード):3.51Mbps
とう通信速度がでていることを確認しました。
下りで3Mbps以上の通信速度がでているので(動画再生を含めて)通常の利用であればストレスなく利用できる通信速度であることが分かります。
他の時間帯は10Mbps超の通信速度がでていることからも、WiMAX2+の通信速度の速さが分かりますね。
WiMAX2+速度制限の条件と実際の通信速度は?
24時間高速通信ができるWiMAX2+ですが、速度制限の種類・速度制限後の通信速度はどうなるのでしょうか?
月間7GB制限がかかったら?
以下の2つの条件
- 通常プラン(月7GBプラン)で契約している場合
- 無制限のギガ放題プランでも4G LTEを1度でも利用した月
には、月間7GBの通信量を超えると速度制限がかかります。
この月間7GBの速度制限はかなり厳しい条件になっており、
通信速度制限がかかった後の通信速度は最大128kbpsに制限
されることになります。
128kbpsというのは、遅いと評判の格安SIMの通信速度よりも遅い通信速度になるので、実際問題として使えたものではない通信速度です。この超低速が月末まで続くことになります…
1ヶ月の通信量が7GBを超える可能性がある場合には絶対に通常プランで契約しないように注意しましょう。
3日間で10GB制限がかかったら?
WiMAX2+のもう1つの通信速度制限が「3日間で10GB制限」です。
この制限は
- 通常プランで契約していても
- 無制限プラン(ギガ放題)で契約していても
- 4G LTEを使っても、WiMAX2+だけで通信をしていても
必ず適用される通信速度制限です。
こちらの通信速度制限では具体的には
- 速度制限後の通信速度(最大値):約1Mbps
- 速度制限がかかる時間帯:18時〜翌朝2時頃
となります。
こちらの通信速度制限は
- 夕方遅くから深夜帯だけ適用されること(早朝〜夕方までは制限がかかりません)
- 1Mbpsなら(動画再生は無理ですが)ギリギリ利用できる通信速度であること
から それほど厳しい制限ではありません。
1日3GBのペース(月100GBペース)で利用しなければ引っかかることがない通信速度制限ですが、使いすぎないように注意しましょう。
【結論】月7GB制限は絶対に避ける!ギガ放題プランを選ぶようにしましょう
WiMAX2+には2種類の通信速度制限がありますが
月7GB制限がかかると月末までずっと128kbps
という厳しい速度制限がかかってしまいますので、1ヶ月で7GBを超える可能性がある方はギガ放題プランで契約するように気をつけましょう。
WiMAX2+の速度が遅いときの対処方法5つ
通信速度制限がかかっていない状態でも、利用する場所(自宅や職場・学校)の電波状況によってはWiMAX2+の通信速度が遅くなってしまうこともあります。
そのような場合には以下の5つの対策を行うようにしましょう。
①WiMAX本体を窓側に配置する
一番簡単で効果が高い方法が
WiMAX2+機器(本体)を窓側に置く
ことです。
正確には「WiMAX2+のアンテナがある方角」に本体を置くとWiMAX2+の電波が届きやすくなるのですが、アンテナの位置が分からない場合には、部屋の中で本体を色々な場所に置いてみて
一番電波が強いところ(アンテナ表示がいいところ)に置いておく
ようにしましょう。
②WiMAX本体と利用する機器の間の障害物をなくす
WiMAX2+の電波が強くても、WiMAX2+機器(本体)とスマホ(またはPCなど)の間に障害物があると、Wi−Fiの電波が弱くなってしまって通信速度が遅くなることもあります。
WiMAX2+機器(本体)と利用する端末の間には壁も棚も何もない状態(見通せる状態)が理想です。
③WiMAX本体を充電しながら使用する
WiMAX2+の最新機種では
- 本体が充電されている時には最大パワーで通信する設定になっている機種
- クレードルに接続すると電波が強くなる機種
もあります。
そのため「どうも通信速度が遅いな…」という時にはWiMAX2+本体を充電しながら利用するようにしましょう。
④USB接続して利用する(PC利用時)
PCを利用しているとき限定の対応方法ですが、WiMAX2+本体とPCをUSBケーブルで接続しながら利用すると通信速度が更に速くなる機種もあります。
⑤金属製のボールを活用する
アナログな方法ですが意外と効果が高いのが
金属製のボールの中にWiMAX2+本体を入れてパラボラアンテナのように電波を強くする
方法です。パラボラアンテナというのは衛星通信で利用されるアンテナ(上の写真のようなもの)ですが、微弱な電波を1つの方向に向けて集めることで電波を強くすることができる仕組みになっているものです。
百均ショップで売っているくらいの大きさのボールでも十分に効果がありますので、上の4つの方法を試しても効果がない場合には是非試してみましょう。
まとめ:容量無制限で高速通信できるのはWiMAX2+だけ!
通信容量無制限・高速通信で人気のwimax2+
1週間で一番通信速度が遅い平日昼間でも十分に通信速度がでていることが確認できました。
ただし128kbps制限を避けるために容量無制限のギガ放題プランを契約するように気をつけましょう。
またWiMAX2+はプロバイダー・プランによって料金がかなり変わってきますので、最安値のプロバイダー・料金プランについてもしっかりと確認しておきましょう!
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