【2024年1月】格安SIMの通信速度を徹底比較！早い/遅いMVNOは？

大手携帯電話会社よりも料金が安いことで人気の格安SIM。

利用者数もどんどん増え続けてついに全体の1割以上のモバイルユーザーが格安SIMを利用する時代になりました。

 

でも… 格安SIMは会社によって通信速度が全然違うことをご存知でしょうか？

せっかく格安SIMに乗り換えたのに「通信速度が遅すぎて使い物にならない！」とならないためにも、格安SIM各社の通信速度についてしっかり確認しておくようにしたいですね。

 

そこで今回は人気の格安SIM各社の実際の通信速度を徹底比較！本当に早い格安SIMをご紹介します。

 

 

通信速度が速い格安SIMはどれ？

格安SIMマスター編集部では人気の格安SIM各社の通信速度を独自調査しています。

 

格安SIM各社の通信速度を比較するポイントは

• 同一機種・同一日時・同一場所で比較する
• 1週間で最も通信速度が遅くなる平日昼間（12時〜13時）で比較する
• 1回だけの測定では信頼性がないので必ず10回測定する（中間値で比較する）

の3つです。※このように比較しないと正確な比較ではなくなってしまいますので注意しましょう

こちらは2024年1月に東京都内（山手線エリア内）で人気の格安SIMの通信速度を実測比較したデータです。

比較条件を同じにするために、同一機種（iPhone13（SIMフリー））・同一アプリ（ookura）を利用して10回ずつ測定した中間値をグラフにしました。

最も条件が厳しい（通信速度が遅くなる）平日昼間の1時間で測定しているため 土日も含めた他の時間帯はこのグラフの速度よりも早くなります。

 

そんな悪条件での通信速度を比較した結果…

• LINEMO（35Mbps超）※Softbank回線

が通信速度が遅くなる平日昼間でも30Mbps超で超高速通信ができることを確認しました。

 

 

通信速度以外に大事な5つのポイントとは？

実は格安SIMを選ぶ上で大事なポイントは通信速度以外に4つあります。

 

① 毎月の料金をしっかり比較！

　毎月の通信料金・通話料金もしっかり確認しておきましょう。

音声通話つきSIMで比較

 

 

データ専用SIMで比較

 

 

通信速度ではmineo（ソフトバンク回線）が最速となりますが、利用するデータ容量によっては他社の方が速度と料金のバランスがいいケースもありますのでしっかりと確認しておくようにしましょう。

 

 

② 利用者満足度も重要！

「実際に利用しているユーザがどのくらい満足しているのか？」を比較することで、格安SIM各社の本当の実力が分かります。

上のグラフはMMD研究所が2020年に行った格安SIMユーザへのヒアリング調査結果の抜粋です。

※楽天モバイルは自社回線を利用したUN-LIMITの商用サービス開始前の評価（ドコモ回線・au回線のMVNO時代の評価）であり、ahamo・LINEMO・povoのサービス開始前の情報であることに注意しましょう

 

1年前の情報ではありますが、実際に使っている人たちからの評価が高いmineoなら安心して利用することができますね。

 

 

③ こんなに違う！各社のシェアプラン

 

通信速度が速いLINEMO・POVO・rakuten unlimit VI ⇒ シェアプランなし

• mineo⇒ 家族・友人間でもデータシェア・プレゼント可能

となります。

 

シェアプランの充実度という観点からもmineoの優秀さが際立つ結果となりました。

 

 

④ 複数回線が利用できるmineoが有利

最後に、やはり外せないポイントがこちらです。

 

（別々のSIMを契約する必要はありますが）

• mineoならau回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線

を使い分けできるため

• au・ドコモ・ソフトバンクから通信速度が速いSIMカードを利用する

という使い分けが可能です。もちろん

• 毎月のデータ容量は複数SIM間で共有できる

ので、データ容量を無駄なく利用することもできます！

 

複数SIMを契約しておいて速度が速いSIMに切り替えて通信するということが可能なmineoはとても使い勝手がよい格安SIMです。

 

 

【総合評価】一番オススメの格安SIMはこれ！

格安SIMを選ぶ上で通信速度は最も重要な判断ポイントです。

詳しく条件を比較した結果、通信速度の速さに加えて月3GBで最安値、LINEアプリの通信量がギガにカウントされないLINEギガフリーなどの特徴があるLINEMOが第1候補となることがわかりました。 

 

 

また通信速度が速く月額料金も安いrakuten unlimit VIIも候補となることが分かりました。

 

 

LINEMOほどではないものの複数SIMを併用することでau回線・ドコモ回線・Softbank回線を使い分けることができるmineoも選択肢となります。