インターネット大手のIIJが提供するIIJmioはドコモ回線とau回線から選べることで格安SIMの中でも評判がいいSIMです。
一週間で一番速度が遅くなる平日昼間の1時間であっても ※2023年6月 東京都山手線エリア内で測定
- 1.15 Mbps:ドコモ回線
- 4.68 Mbps:au回線
で通信をすることができます。
また 複数SIMでデータシェアができる(ドコモ回線・au回線の組合せもOK!)ため、使いきれなかったパケットを複数の端末で(家族間でも)有効に活用できることも人気の秘訣です。
通信会社各社の中でも月額料金が安いこともオススメのポイントで、IIJmioは格安SIMマスター編集部内で「家族・友人に今一番オススメしたいSIM」第一位にランクインされています!
そんなIIJmioをプリペイドパックで利用するメリット・デメリットを徹底解説します!
記事コンテンツ
iijmioのプリペイドパックを利用するメリット
まず最初にIIJmioのプリペイドパックを利用する4つのメリットから確認していきましょう。
【メリット①】クレカ不要
1つ目のメリットが申し込み時にクレジットカードの登録が不要なことです。
そのためクレジットカードをもっていない人(学生など)でもプリペイドパックであれば簡単に契約することができます。
【メリット②】身分証明書不要
申し込み時に身分証明書の提出が求められないこともプリペイドパックを利用するメリットの1つです。
運転免許証等の公的身分証明書をもっていない場合でもプリペイドなら簡単に契約することができます。
【メリット③】爆速3分利用開始!
コンビニ・家電量販店・Amazon等でIIJmioのプリペイドパックを購入するだけで実際の登録作業はわずか3分ほど(速ければ1分で終わるくらい簡単です)で終わります。
月額契約タイプの通常のIIJmioのSIMも家電量販店等で契約すれば即日開通することができますが、さすがに3分で開通はできません。
プリペイドパックは爆速開通したい人にも強力にオススメです✨
【メリット④】
手軽にエリア・速度を確認できる
本格契約する前のエリア確認・通信速度確認のためにプリペイドパックを契約する人もいます。
IIJmioのプリペイドパックは希望小売価格3,791円(税抜き、2GB、3ヶ月)で販売されているため、税込4,000円ほどでお試し利用できるのはお得ですよね。
でも… ちょっと待って下さい!
IIJmioのデータ通信専用SIMは
- 初期費用:3,300円(※エントリーパッケージ利用で実質1,000円前後に)
- 月額費用:990円(税込、3GB/月)
- 最低利用期間:開通月の翌月末(最大2ヶ月間)
- タイプA(au回線)・タイプD(ドコモ回線)を選択可能
です。つまり通常の契約をすれば総額で3,000円(税込)でお試し利用できます!
しかもIIJmioに満足すればそのままSIM交換なしでタイプAもタイプDも継続契約することができます。(満足しなければ解約すればいいだけです)
エリアと速度の確認に3ヶ月もかかるとは思えませんし(2ヶ月でも長いくらいですよね)、普通にスマホを利用するだけで2GBの容量は1ヶ月で使い切ってしまう人の方が多いと思います。
プリペイドパックでもデータ容量を追加チャージすることができますが、
- 500MB:1,500円(非課税)
- 2GB:3,000円(非課税)
と信じられないくらい高額になります。つまり…
- 費用をできるだけ抑えたいならプリペイドパックよりも通常契約の方がお得✨
- 3ヶ月間で2GB以上利用する場合にはプリペイドパックよりも通常契約の方が更にお得✨✨
なのです。
他の理由でプリペイドパックを選ぶのはありだと思いますが、1度使ってみて自分で確認したい(お試し利用)が目的なのであればプリペイドパックを利用すると損してしまうことに注意しましょう。
iijmioのプリペイドパックを利用するデメリット
IIJmioのプリペイドパックにはメリットもありますが、それ以上にデメリットも多くあります。具体的にどんなデメリットがあるのが確認していきましょう。
【デメリット①】
料金が高い
IIJmioのプリペイドパックを利用することの最大のデメリットは料金が高額なことです。
具体的に3つのケースで確認してみましょう。
【ケースA】
3ヶ月間で2GB利用する場合
プリペイドパックを利用した場合には税込で4,000円ちょっとかかります。一方で通常契約した場合には(キャンペーンを利用することで初期費用が1円・毎月990円✕3ヶ月となりますので)2,998円で済みます。
3ヶ月間で2GBしか利用しない場合でも通常契約の方が安くなることがわかります。
【ケースB】
3ヶ月間で4GB利用する場合
この場合には、プリペイドパックを利用した場合には税込で4,000円+3,000円=7,000円になります。一方で通常契約した場合には先ほどと同じ金額の2,998円ですみます。
※3GB/月 ✕ 3ヶ月で契約する場合
このケースでは費用がなんと2倍以上変わってきます。
【ケースC】
3ヶ月間で6GB利用する場合
最後に3ヶ月間で6GB利用した場合を考えてみましょう。この場合には
- プリペイドパック:10,000円(税込)
- 通常契約:2,998円(税込)
となり、費用は3倍以上になります!
実際には利用するデータ容量が増えれば増えるほど費用の差が広がっていくのですが、一番少ないケース(3ヶ月で2GB以下の利用)でも通常契約の方が安くなるのがポイントです。
とくかくプリペイドパックは高くつくことを覚えておきましょう。
【デメリット②】
電話・SMSが使えない
プリペイドパックでは電話番号を利用した通話やSMSを利用することはできません。※通常契約の「SMSなしのデータ通信」と同じ扱いです
ネットサーフ等で利用する分には不便はありませんが、SMSを使って本人認証をするアプリは利用することができなくなることに注意が必要です。※Facebook, LINE, InstagramなどはSMSで本人認証が必要になるケースがあるため特に注意が必要です
【デメリット③】
au回線が選べない
IIJmioのプリペイドはタイプD(ドコモ回線)限定です。通常契約であれば生活圏にあったネットワーク(タイプA(au回線)とタイプD(ドコモ回線)の好きな方)を選ぶことができますが、プリペイドではタイプDしか利用できないことに注意しましょう。
【デメリット④】
契約切替はタイプDのみ
プリペイドSIMを利用してみて通常契約に切り替える場合、タイプD(通常契約)にしか変更することができません。
もしもタイプAに変更したい場合には、1度タイプD(通常契約)に変更した後に再度タイプAへの変更手続きが必要になります。※タイプ変更時にはSIMカード1枚につき手数料2,200円(税込)も請求されます
【デメリット⑤】
契約切替は3ヶ月以内
通常契約への切り替えは、プリペイドSIMの有効期限内(チャージなしの場合には開通手続きから3ヶ月後の月末、チャージした場合には最終チャージ日から3ヶ月後の月末)に限られます。
有効期限を過ぎた場合には切り替えではなく新規契約となりますので注意しましょう。
【デメリット⑥】
契約切替にも手数料!
通常契約に切り替える場合、タイプDへの切り替えであっても
SIMカード発行手数料としてSIMカード1枚あたり433円(税込)
が発生します。
上でも触れましたが、タイプAへの変更の場合には更に手数料2,200円(税込)が追加されます。
IIJmioのプリペイドパックで得する人
ここまで解説してきたように、できる限りプリペイドパックではなく通常契約を選ぶべきです。ところが実際にはプリペイドパックを利用したほうが得する人もいます。
日本に短期滞在する外国人旅行者や一時帰国中の海外在住の日本人
(在留資格カード等の公式の身分証明書をもっていない)外国人旅行者や、2ヶ月未満しか国内に滞在しない海外在住の日本人の場合には、申込に本人確認書類が必要で、最低でも2ヶ月間契約しなければいけない(2ヶ月後に解約手続きをしなければいけない)通常契約は選択肢としてあり得ません。
このような場合には(料金は高くなりますが)プリペイドパックを利用した方がお得です。
IIJmioのプリペイドパックで損をする人
上でご紹介した「外国人旅行者」「国内短期滞在の海外在住の日本人」以外の場合には絶対に通常契約の方がお得になります。
ここからは具体的にどんな人たちがIIJmioのプリペイドパックで損をするのが見ていきましょう。
電話番号やSMSが必要な人
IIJmioのプリペイドパックでは電話番号・SMSを利用することができません。そのため電話番号・SMSを利用する必要がある場合には通常契約をするようにしましょう。
ドコモ回線よりもau回線の方が電波状況がよいエリアで生活している人
IIJmioのプリペイドパックはタイプD(ドコモ回線)専用です。
そのため生活エリア(自宅・職場・学校など)でauの方がエリアがよい場合にはプリペイドパックではなく通常契約でAプランを契約した方がいいでしょう。
IIJmioのエリアや通信速度を確認したい人
「実際にIIJmioを契約してみてエリヤや通信速度を確認したい!」場合には、(上でご説明した通り)プリペイド契約ではなく通常契約の方が費用が安くなります。
エリアや通信速度に満足できなかった場合には違約金なしで簡単に解約することができますし、満足した場合には手続きなしでそのまま契約を継続することもできます。
繰り返しになりますがお試し利用するなら通常契約の方が絶対に得です。
クレジットカードを持っていない学生
プリペイド契約を希望する人の中には学生などで自分名義のクレジットカードを持っていない人もいると思います。
IIJmioの通常契約にはクレジットカードが必須なので、確かにクレジットカードがないとIIJmioのSIMを契約することはできません。でも… 学生でも作れる審査条件が厳しくないクレジットカードがあることご存知ですか?
過去に滞納を繰り返していて金融機関のブラックリストに乗ってしまっているような場合には難しいですが、そうでない場合にはこのタイミングで審査条件が厳しくないクレジットカードを1枚作成してみてはいかがでしょうか。
30分以内にSIMカードを手に入れたい人
- 30分以内にどうしてもSIMカードを手に入れなければいけない!
- 2倍、3倍高くなっても大丈夫!
という場合にはコンビニで購入してから数分間で開通できるプリペイドパックを迷わずに選ぶべきですが、そこまで緊急でない場合には(例えば、当日中に開通できればいいのであれば)
- 通常の月額契約のSIMも即日契約できます
※ただし店舗によります
お近くの
- BIC SIMカウンター(ビックカメラ・ソフマップ・コジマ)
- イオンSIMコーナー
- でんわ館
でIIJmioの即日開通ができるか直接確認してみましょう。
まとめ:IIJmioはプリペイドパックではなく月額契約すべき
ここまでにご紹介してきたように、IJmioのプリペイドパックはメリットよりもデメリットの方が多いのが実情です。
そのため特別の理由がない限りは通常のSIMを契約するようにしましょう。
またIIJmioでは不定期で期間限定の特別キャンペーンを実施していることがあります。キャンペーンを利用すれば通常よりも更にお得に契約することもできますので最新のキャンペーン情報も必ず確認しておくようにしましょう。
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