「いっぱいありすぎて、どの格安SIMにすればいいか分からない!」
「私にぴったりのオススメはどれ?」
(以前に大手通信会社で働いていた経験があるため)友人達からよく相談される内容です。
細かい条件は会社ごとに違うものの、実は格安SIMを選ぶ上で絶対に外してはいけないポイントは3つしかありません。具体的には
- 月額料金
- 通信エリアと通信速度(スピード)
- 解約違約金の条件
の3つです。
先日たまたま横浜に住んでいる友人から相談を受けたこともあり、今回は横浜にお住まいの方に一番おすすめしたい格安SIMについて徹底解説します!
記事コンテンツ
横浜にお住まいの方へ:格安SIM各社の条件を徹底比較!
比較対象とした格安SIMは利用者から人気の14種類
- mineo(Aプラン)〜au回線
- mineo(Dプラン)〜docomo回線
- mineo(Sプラン)〜softbank回線
- IIJmio(タイプA)〜au回線
- IIJmio(タイプD)〜docomo回線
- BIGLOBEモバイル(タイプA)〜au回線
- BIGLOBEモバイル(タイプD)〜docomo回線
- Y!mobile 〜softbank回線
- UQモバイル 〜au回線
- 楽天モバイル 〜楽天回線
- LINEモバイル 〜docomo回線
- LINEモバイル 〜softbank回線
- イオンモバイル 〜docomo回線
- OCNモバイルONE 〜docomo回線
です。
比較①:格安SIM各社の月額料金
※画像をクリックすると拡大表示されます
データ通信のみ(SMSあり)の格安SIM各社の月額料金比較
データ通信のみの場合には(楽天モバイル・OCNモバイルONEが安いケースが多いですが)料金の違いはほとんどありません。音声通話を余り利用しない場合には後でご紹介する通信速度などを基準に選ぶようにしましょう。
ただし
- 音声通話つきのプランしか契約することができないY!mobile
- 大容量のデータ通信専用プランがないUQモバイル
はデータ通信だけ利用したいユーザにとっては割高となる可能性があることに注意が必要です。
音声通話あり(1ヶ月に60分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
データ容量によってLINEモバイルが高額になるケースがありますが、それ以外のSIMであれば大きな違いはありません。
音声通話あり(1ヶ月に120分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
このパターンでもLINEモバイルが高額になりますが、それ以外のSIMであれば大きな違いはありません。
音声通話あり(1ヶ月に360分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
1回の通話時間が15分の場合には
- OCNモバイルONE・LINEモバイルは通話料金が高額に
- 時間無制限かけ放題の楽天モバイルが最安値に
なります。
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比較②:格安SIM各社の通信速度
2020年8月(平日)に横浜みなとみらい地区で測定したデータです。
測定条件は
- グラフの数値は下り速度
- 測定回数は各10回(グラフには中間値を記載)
- 測定端末はiPhoneXS(SIMフリー・iOS 13.5.1)
- スピードテストはOkuraのアプリを使用
としました。
平日のお昼時間(1時間)限定ではありますが、
- 1Mbps以下(ほとんど使えない速度):イオンモバイル
- 3Mbps以下(遅いもののぎりぎり利用できる):mineo(Dプラン・Sプラン)・LINEモバイル(ソフトバンク回線・ドコモ回線)・IIJmio(タイプA・タイプD)
- 5Mbps以下(問題なく利用できる):BIGLOBEモバイル(タイプA・タイプD)・mineo(Aプラン)
- 10Mbps以上(めちゃめちゃサクサクで超快適✨):楽天モバイル・UQモバイル・Y!モバイル・OCNモバイルONE
という結果になりました。
今月のポイントは
- 横浜市内でもエリアが広がっている楽天モバイル通信速度が最速(60Mbps超)
- サブブランドのUQモバイル(au)・Y!モバイル(softbank)・OCNモバイルONE(NTT)の3社も10Mbps超と快速
- BIGLOBEモバイルも両プラン(D・A)で通信速度が合格圏内
です。
平日ランチタイム以外は各社とも高速通信速度をキープするので問題なく利用できると思いますが、「平日ランチタイムこそ高速通信したい!」という方は、
- 楽天モバイル(UN-LIMIT)
- UQモバイル
- Y!モバイル
- OCNモバイルONE
を契約するようにしましょう。
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また(上のサブブランド3社ほどは通信速度が早くないものの)au・ドコモの両キャリアで(1週間で最も通信速度が遅くなる平日昼間の時間帯でも)
- BIGLOBEモバイル(タイプD)5.04Mbps
- BIGLOBEモバイル(タイプA)4.94Mbps
という十分な通信速度をキープしているBIGLOBEモバイルも横浜で利用するのにオススメの格安SIMです。
比較③:格安SIM各社の解約金は?
2019年9月までは各社の最低利用期間・解約違約金の条件には大きな違いがありました。
ところが総務省の制度変更により、2019年10月1日以降に契約した場合には どの会社の格安SIMであっても
- 最低利用期間:設定なし
- 解約違約金(契約解除手数料):0円〜1,000円
と大幅に条件が緩和されました。
今までとは違って「実際に使ってみたけど、どうも思ってたのと違うな」と感じたらすぐに解約できるようになりましたので、まずは一度利用してみて自分自身で確認してみることをオススメします。
【結論】横浜で利用するならこの格安SIMがオススメ!
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【速い・安い】翌月繰越にも対応✨
平日昼もそれ以外の時間帯も通信速度がとにかく早い!
どんな使い方をしても料金が安いのがUQモバイル。
au回線なのでエリアも広いこと、利用者満足度が高いことも人気のポイントです✨
UQモバイル
【UQモバイルの良いところ】
- 利用者の満足度が高い
- 平日昼間でも通信速度が速い
- 格安SIM各社の中でも通信料金が安い
- 余ったデータ容量は翌月に持ち越せる
- 低速⇔高速の手動切替にも対応
【UQモバイルの残念なところ】
- 50GB以上のデータ通信専用の場合には他社よりも月額料金が高くなる
「遅すぎて使えない」と格安SIMの評判が悪い平日の昼間の時間帯でも通信速度の速さで定評があるUQモバイル。
当編集部で毎月実施している最新の速度調査結果からもUQモバイルなら平日昼間でも18Mbps超で通信が可能なことを確認しています(※2023年3月調査:東京都内データ)
利用者の満足度(お薦め度)が高いのも十分に納得できますね。
格安SIMの中でも通信速度を最重視したい人はUQモバイルを選ぶと言われているUQモバイルは、(50GB以上のデータ通信専用でなければ)格安SIM各社の中でも通信料金が安く抑えられる点にも注目です。
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いつもよりオトクにUQモバイルを利用できるチャンスを積極的に利用していきましょう。
国内通話無制限✨通信速度も速い!
平日昼もそれ以外の時間帯も通信速度が速く、料金も安いのがY!mobile(ワイモバイル)です。
「スーパー誰とでも定額」で日本国内の電話が無制限・無料で利用できるため、特に電話利用が多い方にはY!mobileを強くオススメします。
Y!mobile
【Y!mobileの良いところ】
- 通信速度が早い!平日昼間でも14.2Mbpsでサクサク快適に使える(2023年3月測定:東京都内山手線エリア内の実測値)
- スーパーだれとでも定額(通話時間・回数が無制限)が利用できるため、音声通話が多いケースでは格安SIMの中でも月額料金が安い
- LINEの年齢認証にも対応✨
【Y!mobileの残念なところ】
- データ通信専用プランがない(※以前あったプランが廃止されました)
ソフトバンクのサブブランドとして提供されているY!mobileは、
- 格安SIMとは思えない通信速度の速さ
- スーパーだれとでも定額(1,100円/月)で通話時間・回数が無制限でゼロ円!
となることで人気の格安SIMです。
特に、
- 格安SIMであっても通信速度には妥協したくない人
- 音声通話が多くても月額料金が安い格安SIMを探している人
にとってはY!mobileは間違いなく最強の格安SIMです。
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