「いっぱいありすぎて、どの格安SIMにすればいいか分からない!」
「私にぴったりのオススメはどれ?」
(以前に大手通信会社で働いていた経験があるため)友人達からよく相談される内容です。
細かい条件は会社ごとに違うものの、実は格安SIMを選ぶ上で絶対に外してはいけないポイントは3つしかありません。具体的には
- 月額料金
- 通信エリアと通信速度(スピード)
- 解約違約金の条件
の3つです。
今回は東京にお住まいの方に一番おすすめしたい格安SIMについて徹底解説します!
記事コンテンツ
東京にお住まいの方へ:格安SIM各社の条件を徹底比較!
比較対象とした格安SIMは利用者から人気の11種類
- mineo(Aプラン)〜au回線
- mineo(Dプラン)〜docomo回線
- mineo(Sプラン)〜softbank回線
- IIJmio(タイプA)〜au回線
- IIJmio(タイプD)〜docomo回線
- BIGLOBEモバイル(タイプA)〜au回線
- BIGLOBEモバイル(タイプD)〜docomo回線
- Y!mobile 〜softbank回線
- 楽天モバイル 〜docomo回線
- LINEモバイル 〜docomo回線
- イオンモバイル 〜docomo回線
です。
比較①:格安SIM各社の月額料金
※画像をクリックすると拡大表示されます
データ通信のみ(SMSあり)の格安SIM各社の月額料金比較
データ通信のみの場合には(mineo(Aプラン)・IIJmio(TypeA)・楽天モバイルが安いケースが多いですが)料金の違いはほとんどありません。音声通話を余り利用しない場合には後でご紹介する別のポイント(速度・解約条件など)を基準に選ぶようにしましょう。
ただし音声通話つきのプランしか契約することができないY!mobileはデータ通信だけ利用したいユーザにとっては割高となることに注意が必要です。
音声通話あり(1ヶ月に60分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
データ容量によってLINEモバイル・Y!mobileは高額になるケースがありますが、それ以外のSIMであれば大きな違いはありません。
音声通話あり(1ヶ月に120分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
このパターンでも、データ容量によってLINEモバイル・Y!mobileは高額になるケースがありますが、それ以外のSIMであれば大きな違いはありません。
音声通話あり(1ヶ月に360分間の通話を利用)の格安SIM各社の月額料金比較
1回の通話時間が15分とした場合には
- 楽天モバイル・LINEモバイル・Y!mobileは通話料金が高額に
- 時間無制限かけ放題のイオンモバイルが最安値に
なります。
比較②:格安SIM各社の通信速度
2019年8月(平日の12時〜13時)に東京23区内(山手線圏内)で測定したデータです。
測定条件は
- グラフの数値は下り速度
- 測定回数は各10回(グラフには中間値を記載)
- 測定端末はiPhoneXS(SIMフリー・iOS 12.3.1)
- スピードテストはOkuraのアプリを使用
としました。
平日のお昼時間(1時間)限定ではありますが、
- 1Mbps以下(ほとんど使えない速度):イオンモバイル・楽天モバイル・LINEモバイル(ドコモ回線)・IIJmio(タイプD)
- 3Mbps以下(やや遅いものの利用できる):mineo(Sプラン・Aプラン)
- 3Mbps〜5Mbps(ほぼ問題なく快適に利用できる):IIJmio(タイプA)・BIGLOBEモバイル(タイプD)・mineo(Sプラン)
- 5Mbps以上(全く問題なくサクサク利用できる):Y!mobile・BIGLOBEモバイル(タイプA)
という結果になりました。
今月のポイントは
- 格安SIMの中でも特に通信速度が早いのはY!mobile(20Mbps超)・BIGLOBEモバイル(タイプA:約6Mbps)の2つ!!
- Y!mobile・BIGLOBEモバイル・mineoの3社の通信速度が他社よりも速い
- イオンモバイル・楽天モバイルは1Mbps未満の状態が1年以上継続中
という結果になりました。
東京都内で 一番通信速度が遅くなる平日昼間の1時間でも通信速度が早い(=いつでもサクサクな)格安SIMは、
- Y!mobile(今月も20Mbps超)
- BIGLOBEモバイル(特にタイプAは約6Mbps)
- IIJmio(タイプAなら約5Mbps)
の3社です。
比較③:格安SIM各社の解約金は?
各社によって解約金に含まれる金額が違う(定義が異なる)のですが、こちらでは大胆に
- データ通信SIMの解約
- 音声SIMの解約(MNPで番号を持ち出さない)
- 音声SIMの解約(MNPで番号を持ち出す)
の3つのパターンで、(分割払いをしている端末料金などを除いて)発生する全ての金額を含めた解約違約金を調査しました。
また契約時にエントリーパッケージを利用できる場合には(エントリーパッケージを利用して初期費用を節約する人たちが多いと思いますので)エントリーパッケージを利用した場合の解約違約金を記載しています。
データ通信専用SIMの解約金比較
データ通信専用SIMを契約した際に注意すべきは楽天モバイルです。
エントリーパッケージを利用して契約した場合、楽天モバイルでは6ヶ月間以内の解約に違約金が発生します(※他社のSIMにはない独自条件)
そのため半年以内に解約する可能性がある場合には、
- 楽天モバイル以外のSIMを契約する
- エントリーパッケージを利用せずに楽天モバイルを契約する
ようにしましょう。
音声SIM(MNPで番号を持ち出さない場合)の解約金比較
最も注意すべきなのは26ヶ月目以外の解約で違約金が発生するY!mobileです。※3大キャリアと同じような解約違約金のシステムです
具体的には
- BIGLOBEモバイル・LINEモバイル:14ヶ月目から無料
- 楽天モバイル:13ヶ月目から無料
- IIJmio:13ヶ月目に無料。それまでは毎月徐々に解約違約金が低減される
- イオンモバイル・mineo:契約月から解約違約金が無料(初月解約時には1ヶ月分の料金が発生)
となっています。実際に利用してみて満足できなければすぐに解約して他社に変更できることも格安SIMの魅力の1つですので、意外と盲点となっている解約条件についてもしっかり確認しておきましょう。
音声SIM(MNPで番号を持ち出さない場合)の解約金比較
一番複雑なのが音声SIMを「MNPを利用して電話番号を持ち出して」解約する場合です。
※できるだけ分かりやすく上図でまとめたのですが、それでも複雑ですよね (^_^;)
契約初月から見ていくと、
- 契約6ヶ月目まで:どの格安SIMであっても高額の解約違約金が発生します
- 7ヶ月目〜:イオンモバイルなら7ヶ月目以降は一律3,240円(MNP手数料含む)で解約することができます
- 13ヶ月目〜:IIJmioの解約違約金が3,240円になります。この時期からmineoは2,160円、楽天は3,240円に低減されます。
- 14ヶ月目〜:BIGLOBEモバイル・LINEモバイルの解約違約金が3,240円になります。
- 25〜26ヶ月目のみ:Y!mobileの解約違約金が3,240円になります ※ただし翌月からまた解約違約金が発生します(次に解約違約金が無料になるのは更に26ヶ月目)
という流れになります。
解約する際にも電話番号を引き継ぐ必要がある場合には、イオンモバイル(またはIIJmio・BIGLOBEモバイル・mineo・楽天モバイル・LINEモバイル)を契約するようにしましょう。
●初期費用無料
●いつ解約しても解約金なし
●乗り換えで最大34,691ポイントもらえる
※iPhone14シリーズ・13シリーズ・iPhoneSE(第3世代)も対象✨
● 楽天ポイントがいつでも2倍✨(SPU +1倍)
● YouTube Premium永年10%OFF・3ヶ月無料
【結論】東京都内で利用するならこの格安SIMがオススメ!
バランス重視!通信速度も料金もカウントフリーも全て充実!
1週間で一番通信速度が遅くなる平日昼間の時間帯でも約6Mbps超という驚異の爆速を記録したのがBIGLOBEモバイル。
月額データ量や通話時間の影響が少なく、どんな使い方をしても料金を安く抑えることができる格安SIMです。
またBIGLOBEモバイルではYoutubeやSpotifyなどの動画・音楽視聴にかかるデータ通信量が毎月のデータ量にカウントされないエンタメフリー・オプションも人気のポイント✨
BIGLOBEモバイルは格安SIMマスター編集長がイチオシの格安SIMです!
BIGLOBEモバイル
【BIGLOBEモバイルの良いところ】
- 親会社は大手KDDI✨
信頼性抜群✨✨ - ドコモ回線・au回線から選べる
- 平日昼間でも通信速度が速い✨
14Mbps超(2022年3月実測値)※タイプA
- YouTube・Apple Music・Spotify・AbemaTV・U-NEXTなどの
通信量が毎月のデータ量にカウントされない✨✨✨
(エンタメフリー・オプション)
【BIGLOBEモバイルの残念なところ】
- 同一名義のシェアSIMしかデータシェアができない
BIGLOBEモバイルは
- ドコモ回線・au回線を選べる
- エンタメフリーで音楽・動画が無制限
- 毎月の利用料金もお得
(格安SIMの中でも手頃な料金)
ことで大人気の格安SIMです。編集長がいま一番オススメしている格安SIMがこのBIGLOBEモバイル!
特に、
- 動画や音楽の利用が多いものの通信料は安く抑えたい人
にとってはBIGLOBEモバイルは最高の格安SIMです。
更にBIGLOBEモバイルでは期間限定のお得なキャンペーンを実施中✨
- 人気のエンタメフリー・オプションが、いまなら2ヶ月間無料
- セキュリティ対策が2ヶ月無料(PC・タブレット・スマホで合計3台まで)
通常よりお得にBIGLOBEモバイルを利用することができるチャンスですので 積極的に利用していきましょう!
使えなかったらすぐ解約したい!解約違約金なんて払いたくない!
音声SIMでも(MNPで番号を維持しないケースなら)契約月にいきなり解約しても解約金が一切かからないmineoがオススメです。
平日昼間の通信速度でも特にSプランは3Mbps超とかなりの高速通信ができることが確認できました✨ もちろんそれ以外の時間帯であれば全プランで十分な通信速度がでます。
mineo
【mineoの良いところ】
- 全てのプラン(ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線)で通信速度が速い
- 毎月の料金が安い
- サポートがしっかりしている
- シェアプランの充実度No.1
- ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線から選べる
【mineoの残念なところ】
- 場所によっては平日昼間の1時間だけ通信速度が遅くなることがある
1週間で一番通信速度が遅くなる平日昼間の1時間でも
- ソフトバンク回線:19.9Mbps
- ドコモ回線:2.05Mbps
- au回線:7.62Mbps
※iPhone12, 東京都・山手線エリア内で2023年8月測定
とどの回線でも通信速度が速いことで人気のmineo
他の格安SIMでは提供されていない独自の仕組み
- 家族以外の友人とも余ったパケットを分け合える「パケットシェア」
- 友人知人へパケットをプレゼントできる「パケットギフト」
- 全国のmineoユーザーの間でパケットを譲りあう「フリータンク」
- 他ユーザーのために平日昼間の利用を控えると特典がもらえる「ゆずるね」
を提供するmineoはシェアプランの充実度で格安SIMの中でもぶっちぎりのNo.1です。
また公式サイトの説明が親切で分かりやすい上に、mineoユーザーのコミュニティ「マイネ王」では分からないことを質問すれば詳しい人が親切に回答してくれることでも評判のmineo。
分からないことだらけの初めての格安SIMであればmineoを契約すべきと言われるほど、他の格安SIMよりもサポートがしっかりしています。
更に料金の安さでも格安SIMの中でも高評価で、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線を選んで利用することもできるため、どの格安SIMにするか迷ったらmineoを選ぶ人が多いと言われています。
いまなら期間限定で
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通信速度と月額料金を重視!
平日昼もそれ以外の時間帯も通信速度がとにかく早い!通信速度を重視した格安SIMならY!mobileです。
Y!mobile
【Y!mobileの良いところ】
- 通信速度が早い!平日昼間でも14.2Mbpsでサクサク快適に使える(2023年3月測定:東京都内山手線エリア内の実測値)
- スーパーだれとでも定額(通話時間・回数が無制限)が利用できるため、音声通話が多いケースでは格安SIMの中でも月額料金が安い
- LINEの年齢認証にも対応✨
【Y!mobileの残念なところ】
- データ通信専用プランがない(※以前あったプランが廃止されました)
ソフトバンクのサブブランドとして提供されているY!mobileは、
- 格安SIMとは思えない通信速度の速さ
- スーパーだれとでも定額(1,100円/月)で通話時間・回数が無制限でゼロ円!
となることで人気の格安SIMです。
特に、
- 格安SIMであっても通信速度には妥協したくない人
- 音声通話が多くても月額料金が安い格安SIMを探している人
にとってはY!mobileは間違いなく最強の格安SIMです。
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