格安SIMの中でも利用者の満足度が高いmineo(マイネオ)
mineoは「プリペイドパック」を購入してプリペイドで利用する方法もあることをご存知でしょうか?
今回はそんなmineoをプリペイドで利用して得する人・損する人を徹底解説!
プリペイドで契約する方法についても解説していきます。
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記事コンテンツ
mineoはプリペイド契約できる
プリペイドパック利用の4つのメリット
先にmineoをプリペイド契約することのメリットから確認していきましょう。
① クレジットカード不要
プリペイド契約の一番のメリットがこちらです。
プリペイドパックなら(学生などの理由で)クレジットカードをもっていない人でもmineoを簡単に契約できることがポイントです!
② 身分証明書の提出不要
プリペイド契約をする際には煩わしい身分証明書の提出も不要です。
コンビニ・ネット通販(Amazon・楽天・メルカリ)等で簡単に入手することができます。
③ 爆速開通!1時間程度で利用可能に
プリペイドを入手後、mineoのフリーダイヤルで登録手続きをして約1時間で利用開始できます。
「審査や開通に時間をかけたくない!」
「いますぐ利用したい!」
という方にはプリペイドパックがオススメです。
④ 手軽にエリア・速度を確認できる
- Aプラン⇒ auユーザと同じエリア
- Dプラン⇒ ドコモユーザと同じエリア
- Sプラン⇒ ソフトバンクユーザーと同じエリア
となりますので、家族・友人にauユーザ・ドコモユーザがいる場合にはその人達のスマホの電波状況を聞けばmineoのエリアについては契約前に把握することができます。
それでも部屋の中や学校・職場のピンポイントのエリア状況となると… 自分で利用してみないと正確なエリアはわからないものですよね。そんなときにもプリペイドパックは便利です。
更にエリア以上に大事なのが通信速度。
au・ドコモ・ソフトバンクと同じネットワークを使っているためエリアは完全に同じになりますが、通信速度は同じではないところが格安SIMならではのポイントです。
このポイントについて(詳しくご紹介するとややこしい話になってしまうため)mineoのDプランを例に簡略化して解説します。
mineoなどの格安SIMの会社はドコモから回線を借りてサービスを提供しています。
通信回線を高速道路に、私たちがスマホで通信するデータを車に例えると、下のイメージ図のようになります。
ドコモが作った高速道路の一部(車線)をmineoが利用する形です。この写真の例では、mineoユーザは真ん中の車線か右側の車線しか利用することができません。(逆にドコモユーザは左側の車線か真ん中の車線しか利用することができません)
上の写真のように1台も車が通ってない状況なら(全ユーザのデータ通信量がほとんどない状況なら)ドコモユーザでもmineoユーザでも同じスピードで運転することができます。
ところがユーザ数が増えてきてデータ通信量が増えてくると…
同じ高速道路を走っているのに(同じドコモ回線を利用しているのに)ドコモユーザの通信はサクサク快適なのにmineoユーザの通信は大混雑ということが起こります。
原理的には逆のパターン(ドコモユーザが渋滞して、mineoユーザはサクサクというパターン)も起こると思われるかもしれませんが、そのパターンには実際にはおこりません。
理由は
- ドコモ専用車線が渋滞してきても(ドコモは自分自身で道路を広げられるので、車線が増えて)すぐに渋滞は解消される
- mineo車線が渋滞してきたら(mineoは高速道路の工事ができないのでドコモに車線を追加する費用を支払って)mineo車線を増やす必要があるのですが、車線追加にはかなり巨額の費用が必要になるため簡単に車線を増やすことが難しい
からです。
つまりドコモユーザ・mineoユーザ(他の格安SIMユーザも)同じドコモ回線を利用していてもスピードが全然違ってくるのです。そのためmineoの実際の通信速度はmineoユーザにしか分かりません。
周りにmineoユーザの方がいればその方に教えてもらうこともできますが、いない場合には自分で確かめるしか方法がないんですね。
このようにエリア・通信速度を確認するためにmineoをプリペイド契約する人達も実際には多くいます。
プリペイド利用のデメリット
一方でプリペイドで利用することのデメリットもあります。
① 料金が高い(通常契約の4倍以上!)
一番のデメリットはデータ通信料金が高すぎることです。
プリペイドパックの料金は
200MB:220円
(有効期限は開通日の翌月末まで)
です。
通常の(プリペイドではない契約なら)1GBのプランの場合には880円で利用できることを考えると…
- プリペイドx5枚=1,100円
- 通常プラン=880円
更に3GB利用するとなると
【プリペイド】
200MB x 15枚 = 3,300円
【通常契約】
3GB = 1,265円
となり大きく金額が変わることになります。
プリペイド利用の一番のデメリットは通信料金がとても高いことです。
② 電話番号・SMSが使えない
プリペイド契約のもう1つのデメリットは、電話番号やSMSの契約ができないことです。
連絡先の登録などで電話番号が必要な方、アプリの登録などでSMS受信が必要な方はプリペイド契約はやめておきましょう。
③ 追加チャージ不可(200MB以上は利用できない)
「もう1GB追加して利用し続けたい」
と思っても…mineoプリペイドパックはチャージすることができません。
月額契約(ポストペイド)で再度契約し直すか、再度プリペイドパックを購入するかの2択になります。
④ 月額契約への切替は別料金
プリペイドパックで契約をして満足した場合には、SIMをそのまま利用して月額契約に切り替えることが可能です。
mineo公式でアナウンスされている内容をまとめると
- 新規事務手数料(3,300円)が無料!
- 残ったデータ容量を引き継げる!
- SIMはそのまま利用OK!
- 通信停止期間無く変更可能!
となりますが、この4つのポイントには注意が必要です。
具体的に1つ1つ確認していきましょう。
1) 新規事務手数料(3300円)が無料!
新規事務手数料(3,300円)が無料になるのですが、新しいSIMで月額契約してもエントリーパッケージ(エントリーコード)を利用すれば新規事務手数料は無料になるので、そこまで大きなメリットにはなりません。
「3,300円が無料になるなら、プリペイドパックはオトクなのでは?」
と感じる方も多いと思いますが しっかりと注意するようにしましょう。
詳細はこちらから:
エントリーパッケージでお得!mineo(マイネオ)の申し込み手順を徹底解説
2) 残ったデータ容量を引き継げる!
プリペイドパックから月額契約に切り替えた場合には、使用しなかったデータ容量をそのまま引き継ぎ可能です!
…なのですが、プリペイドパックでは最大でも200MBの通信容量しかありません。
月額契約の通信料金は
音声SIM | データSMS | |
1GB | ¥1,298 | ¥880 |
3GB | ¥1,518 | ¥1,265 |
5GB | ¥1,518 | ¥1,265 |
10GB | ¥1,958 | ¥1,705 |
20GB | ¥2,178 | ¥1,925 |
30GB | ¥18,678 | ¥18,425 |
公式サイト | 詳細 | 詳細 |
となっており200MBのデータ容量は月額料金にほとんど影響がありません。月額契約をするのであればデータ容量を引き継げることは大きなメリットではないということになります。この点にもご注意下さい。
3) SIMはそのまま利用OK!
月額契約に切り替えた場合にはSIMはそのまま利用す可能です。
なのですが、スマホのSIM入れ替え作業は(1度経験すればとっても簡単な作業なので)SIMをそのまま利用できることはあまり大きなメリットではありません。
4) 通信停止期間無く変更可能!
新しいSIMカードを契約する場合でも月額契約の新しいSIMが届くまでの間はプリペイドパックのSIMを利用すれば実質「通信停止期間がない」状態になりますので、この点もメリットとはいえません。
一方で、プリペイドパックを月額契約に切り替えると次のようなデメリットがあります。
デメリット① :シングルタイプ(データ通信のみ)への変更しかできない
デュアルタイプ(データ通信+090音声通話)への変更は、シングルタイプへ
変更後、デュアルタイプへのタイプ変更手続きが必要(変更事務手数料2,200円)
になります。
デメリット②:Aプラン・Dプラン・Sプランの変更は不可
ドコモ版プリペイドパックからauプラン(Aプラン)・ソフトバンクプラン(Sプラン)、au版プリペイドパックからドコモプラン(Dプラン)・ソフトバンクプラン(Sプラン)への変更はできません。
デメリット③:変更受付期間が短い
利用期限(開通日の翌月末)を過ぎると、変更はできなくなります。
引用:mineo公式サイト
ここまで読んで頂いた方は薄々気付かれていると思いますが…
本当にプリペイドパック契約したいですか?
というのが編集部のメンバー全員の本音です。正直なところ…多くの人たちにとってmineoのプリペイドパックは損をする選択肢になると思います。
ただしある特定の条件を満たす方であればプリペイドパックを利用するメリットもありますので、ここからは「プリペイドパックを利用すると得する人・損する人」を具体的に例を挙げながら解説していきます。
こんな人におすすめ!mineoのプリペイドパックで得する人✨
日本に短期滞在する外国人旅行者
短期で日本に滞在する外国籍の方には月額契約をするための身分証明書(外国人在留証明書など)を用意するのはかなり面倒です。そのため短期滞在であればプリペイドパックを利用するのが現実的な選択肢になります。
即日契約ですぐ使いたい人
マイネオのプリペイドパックはAmazonで1クリックで購入することができます。
Amazonプライム会員であれば翌日配達(エリアによっては当日配達)することもできますので、(通信量が高くても)すぐにスマホを利用したい!という方にはmineoのプリペイドパックも選択肢になります。
mineoのプリペイドパックで損をするのは…
次のような人たちにはmineoのプリペイドパックはおすすめできません。
電話番号が必要な方
mineoのプリペイドパックのSIMはデータ通信専用(090電話は利用不可)です。
そのため電話番号が必要な方はプリペイドパックは利用しないようにしましょう。
【補足】
電話番号不要のIP電話(アプリを利用した音声通話)はプリペイドパックでも利用することができます!
mineoのエリアや速度に不安がありお試し利用したい
上でもご紹介しましたが、
mineoの通信エリアは
- Aプラン ⇒ auユーザに確認する
- Dプラン ⇒ ドコモユーザに確認する
- Sプラン ⇒ ソフトバンクユーザーに確認する
ことでほぼ解決することができます。
ただし通信速度だけは、周りにmineoユーザ(Aプラン・Dプラン・Sプラン)がいないと確認することができない(=自分でお試し契約するしかない)のですが、
mineoの(月額)データ通信専用プランは利用期間に関わらず解約違約金がかかりません(契約月にいきなり解約しても0円です)
しかもデータ通信量も月額契約の方が4倍〜10倍以上も安いのでお試し利用であっても月額契約した方が絶対にお得です!
クレジットカードをもっていない
「クレジットカードをもっていないのでプリペイドパックを利用したい」
という方も意外に多いのですが、(プリペイドパックはかなりコスパが悪いので)クレジットカードをもっていない方にはデビットカードを作成してmineoの月額契約をする方法をオススメしたいです。
デビットカードでmineoの月額契約をする方法については以下の記事で詳しく解説しています。
詳細はこちらから:
mineo(マイネオ)をデビットカードで申し込む方法があった!
まとめ:プリペイドパックに向いている人・向いていない人
プリペイドパックは通信料金が4倍〜10倍以上も割高なだけでなく、090電話番号も利用することができないため、多くの人たちにとってプリペイドパックは最適な選択ではありません。
実際にはmineoは月額契約の解約手数料が無料なので(例え同じ月に契約・解約したとしても)エントリーパッケージを利用して月額契約した方が利用料金をぐっと抑えることができます。
ただし
- 日本に短期滞在する予定で1GB以上は利用しない人
- (通信料金が高くても)即時開通ですぐに利用したい人
はプリペイドパックが最適な選択になる可能性がありますので注意しましょう。
プリペイドパックの購入前には決して損をすることがないようにmineoを月額契約をした際の期間限定のお得なキャンペーン内容をしっかりと確認するようにしましょう。