「いっぱいありすぎて、どの格安SIMにすればいいか分からない!」
「私にぴったりのオススメはどれ?」
(以前に大手通信会社で働いていた経験があるため)友人達からよく相談される内容です。
細かい条件は会社ごとに違うものの、実は格安SIMを選ぶ上で絶対に外してはいけないポイントは3つしかありません。具体的には
- 月額料金
- 通信エリアと通信速度(スピード)
- 解約違約金の条件
の3つです。
先日たまたま横浜に住んでいる友人から相談を受けたこともあり、今回は横浜にお住まいの方に一番おすすめしたい格安SIMについて徹底解説します!
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格安SIMの速度調査【横浜】最新情報はこちら
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横浜にお住まいの方へ:格安SIM各社の条件を徹底比較!
比較対象とした格安SIMは利用者から人気の8種類
- mineo(Aプラン)〜au回線
- mineo(Dプラン)〜docomo回線
- IIJmio(Aタイプ)〜au回線
- IIJmio(Dタイプ)〜docomo回線
- UQモバイル 〜au回線
- 楽天モバイル 〜docomo回線
- LINEモバイル 〜docomo回線
- イオンモバイル 〜docomo回線
です。
比較①:格安SIM各社の月額料金
3GB/月の月額料金の比較
データ通信のみの場合には(UQモバイルが最安ではありますが)料金の違いはほとんどありません。音声通話を余り利用しない場合には後でご紹介する別のポイント(速度・解約条件など)を基準に選ぶようにしましょう。
音声通話を利用する場合には格安SIM各社で料金に大きな違いがでてきます。
※ただし(比較が複雑になりすぎるので今回の比較には含めていませんが)LINEの無料通話や格安SIM各社が提供している電話料金が割引になるアプリなどを利用する場合にはもっと通話料金を安くすることも可能です。
仕事の都合などで通常の音声通話を頻繁に利用することが多い方は、通話時間が長めになる場合に通話料金が高くなるLINEモバイルやUQモバイルは避けるようにしましょう。
5GB/月の月額料金の比較
データ通信のみで契約したとしても、毎月の通信量を5GBにした場合には月額料金に差が出てきます。利用料金が一番高くなるのがUQモバイル。毎月の通信量が5GBの場合の最安値は楽天モバイル・イオンモバイルになります。
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10GB/月の月額料金の比較
10GB/月で契約する場合にも、音声通話を利用する場合には楽天モバイル・イオンモバイルが最安値になります。
データ通信専用で利用する場合にはUQモバイルが最安値です。
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UQモバイル公式サイト
比較②:格安SIM各社の通信速度
2017年8月(平日)に横浜みなとみらい地区で測定したデータです(ランドマークタワーとクイーンズスクエアの間の屋外)。
測定条件は
- グラフの数値は下り速度
- 測定回数は各10回(グラフには中間値を記載)
- 測定端末はiPhone7(SIMフリー・iOS 10.3.2)
- スピードテストはOokuraのアプリを使用
としました。
平日のお昼時間(1時間)限定ではありますが、
- 1Mbps以下(ほとんど使えない速度):イオンモバイル・mineo(Aプラン)・LINEモバイル
- 3Mbps以下(遅いもののぎりぎり利用できる):mineo(Dプラン)
- 5Mbps以上(ほとんどストレスを感じずに利用できる):楽天モバイル・IIJmio(TypeA, TypeD)・UQモバイル
という結果になりました。
先月と比較して
- IIJmioはTypeA・TypeDともに大幅に速度が向上
- LINEモバイルは大幅に速度が低下
- mineoのAプランは数ヶ月連続で1Mbpsを切る一方で、mineoのDタイプは速度が改善
- UQモバイルは30Mbps超えで堂々の1位!
という結果になりました。
ネットでスピードが速いと評判のLINEモバイルは速度低下が著しいため現状ではオススメできません。
一方で、先月まではスピードが遅いという悪い噂が流れていたIIJmioはTypeA・TypeD共に大きく速度が改善されました!
平日ランチタイム以外は各社とも5Mbpsを超える速度がでているため問題なく利用できると思いますが「平日ランチタイムこそ高速通信したい!」という方は、UQモバイル・IIJmio・楽天モバイルの3社を選ぶようにしましょう。
UQモバイル公式サイト
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比較③:格安SIM各社の解約金は?
各社によって解約金に含まれる金額が違う(定義が異なる)のですが、こちらでは大胆に
- データ通信SIMの解約
- 音声SIMの解約(MNPで番号を持ち出さない)
- 音声SIMの解約(MNPで番号を持ち出す)
の3つのパターンで、(分割払いをしている端末料金などを除いて)発生する全ての金額を含めた解約違約金を調査しました。
また契約時にエントリーパッケージを利用できる場合には(エントリーパッケージを利用して初期費用を節約する人たちが多いと思いますので)エントリーパッケージを利用した場合の解約違約金を記載しています。
データ通信専用SIMの解約金比較
データ通信専用SIMを契約した際に注意すべきは楽天モバイルです。
エントリーパッケージを利用して契約した場合、楽天モバイルでは6ヶ月間以内の解約に違約金が発生します(※他社のSIMにはない独自条件)
そのため半年以内に解約する可能性がある場合には、
- 楽天モバイル以外のSIMを契約する
- エントリーパッケージを利用せずに楽天モバイルを契約する
ようにしましょう。
音声SIM(MNPで番号を持ち出さない場合)の解約金比較
最も注意すべきなのは26ヶ月目以外の解約で違約金が発生するUQモバイルです。※3大キャリアと同じような解約違約金のシステムです
- LINEモバイル:14ヶ月目から無料に
- 楽天モバイル:13ヶ月目から無料に
- IIJmio:13ヶ月目に無料。それまでは毎月徐々に解約違約金が低減される
- イオンモバイル・mineo:契約初月から解約違約金が無料
となっています。実際に利用してみて満足できなければすぐに解約して他社に変更できることも格安SIMの魅力の1つですので、意外と盲点の解約条件もしっかり確認しておきましょう。
音声SIM(MNPで番号を持ち出さない場合)の解約金比較
一番複雑なのが音声SIMを「MNPを利用して電話番号を持ち出す形で」解約する場合です。
※できるだけ分かりやすく上図でまとめたのですが、それでも複雑ですよね (^_^;)
契約初月から見ていくと、
- 契約6ヶ月目まで:どの格安SIMであっても高額の解約違約金が発生します
- 7ヶ月目〜:イオンモバイルなら7ヶ月目以降は一律3,240円(MNP手数料含む)で解約することができます
- 13ヶ月目〜:IIJmioの解約違約金が無料になります。この時期からmineoは2,160円、楽天は3,240円に低減されます。
- 14ヶ月目〜:LINEモバイルの解約違約金が3,240円になります。
- 26ヶ月目のみ:UQモバイルの解約違約金が無料になります ※ただし翌月からまた解約違約金が発生します(次に解約違約金が無料になるのは更に26ヶ月目)
という流れになります。
解約する際にも電話番号を引き継ぐ必要がある場合には、イオンモバイル(またはIIJmio・mineo・楽天モバイル)を契約するようにしましょう。
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【結論】横浜で利用するならこの格安SIMがオススメ!
使えなかったらすぐ解約したい!解約違約金なんて払いたくない!
音声SIMでも(MNPで番号を維持しないケースなら)契約月にいきなり解約しても解約金が一切かからず平日昼間でも一定の通信速度がでるmineo(Dプラン)がオススメです。
mineo
【mineoの良いところ】
- 全てのプラン(ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線)で通信速度が速い
- 毎月の料金が安い
- サポートがしっかりしている
- シェアプランの充実度No.1
- ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線から選べる
【mineoの残念なところ】
- 場所によっては平日昼間の1時間だけ通信速度が遅くなることがある
1週間で一番通信速度が遅くなる平日昼間の1時間でも
- ソフトバンク回線:19.9Mbps
- ドコモ回線:2.05Mbps
- au回線:7.62Mbps
※iPhone12, 東京都・山手線エリア内で2023年8月測定
とどの回線でも通信速度が速いことで人気のmineo
他の格安SIMでは提供されていない独自の仕組み
- 家族以外の友人とも余ったパケットを分け合える「パケットシェア」
- 友人知人へパケットをプレゼントできる「パケットギフト」
- 全国のmineoユーザーの間でパケットを譲りあう「フリータンク」
- 他ユーザーのために平日昼間の利用を控えると特典がもらえる「ゆずるね」
を提供するmineoはシェアプランの充実度で格安SIMの中でもぶっちぎりのNo.1です。
また公式サイトの説明が親切で分かりやすい上に、mineoユーザーのコミュニティ「マイネ王」では分からないことを質問すれば詳しい人が親切に回答してくれることでも評判のmineo。
分からないことだらけの初めての格安SIMであればmineoを契約すべきと言われるほど、他の格安SIMよりもサポートがしっかりしています。
更に料金の安さでも格安SIMの中でも高評価で、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線を選んで利用することもできるため、どの格安SIMにするか迷ったらmineoを選ぶ人が多いと言われています。
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通信速度と月額料金を重視!解約予定もない。
平日昼もそれ以外の時間帯も通信速度が早く、料金も安いのがUQモバイルです。
ただし音声SIMを26ヶ月目以外に解約すると高額の解約違約金が発生しますので注意しましょう。
UQモバイル
【UQモバイルの良いところ】
- 利用者の満足度が高い
- 平日昼間でも通信速度が速い
- 格安SIM各社の中でも通信料金が安い
- 余ったデータ容量は翌月に持ち越せる
- 低速⇔高速の手動切替にも対応
【UQモバイルの残念なところ】
- 50GB以上のデータ通信専用の場合には他社よりも月額料金が高くなる
「遅すぎて使えない」と格安SIMの評判が悪い平日の昼間の時間帯でも通信速度の速さで定評があるUQモバイル。
当編集部で毎月実施している最新の速度調査結果からもUQモバイルなら平日昼間でも18Mbps超で通信が可能なことを確認しています(※2023年3月調査:東京都内データ)
利用者の満足度(お薦め度)が高いのも十分に納得できますね。
格安SIMの中でも通信速度を最重視したい人はUQモバイルを選ぶと言われているUQモバイルは、(50GB以上のデータ通信専用でなければ)格安SIM各社の中でも通信料金が安く抑えられる点にも注目です。
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いつもよりオトクにUQモバイルを利用できるチャンスを積極的に利用していきましょう。
バランス重視!通信速度も料金も解約金も全て大事!
平日昼も含めた通信速度が安定していて、解約違約金も利用月数に応じて低くなるバランスの取れた格安SIMがIIJmio(TypeA・TypeD)です。
IIJmio
【IIJmioの良いところ】
- 利用者の満足度が高い
- 複数SIMでデータシェアできる
- 他社よりも月額料金が安い
- ドコモ回線・au回線を選べる
【IIJmioの残念なところ】
- eSIM対応はドコモ回線のみ
- 場所・時間帯によって通信速度が遅くなることもある
インターネット大手のIIJが提供するIIJmioは利用者の総合満足度の高さで格安SIMの中でも評判の格安SIMです。
ドコモ回線とau回線から選べるのもポイントで、IIJmioは格安SIMマスター編集部内でも一番人気の格安SIMです。
一週間で一番速度が遅くなる平日昼間の1時間では ※2023年8月 東京都山手線エリア内で測定
- 1.53 Mbps:ドコモ回線
- 1.08 Mbps:au回線
と やや速度が落ちますが、それ以外の時間帯は高速で通信をすることができます。
また複数SIMでデータシェアができる(ドコモ回線・au回線をまたいでもシェアOK!)ため、使いきれなかったパケットを複数の端末で(家族間でも)有効に活用できることも人気の秘訣です。
更に、格安SIMの中でも月額料金が安いこともオススメのポイントです。
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